先日、少しかぜ気味かな~
という状態で飛行機に搭乗。
搭乗後、普段と違い耳抜きが全くできない!
耳が異常に痛い!!
聴こえない!という症状の『航空性中耳炎』になりました。
まあ、一過性のものかな?とそのまま放置。
聴こえが改善しないので耳鼻科へ行ったところ、悪化していることが判明。
『滲出性中耳炎』と診断されます。
今回は『航空性中耳炎』になった経緯と今後ならない為の対策をまとめます!
Contents
航空性中耳炎とは
航空性中耳炎とはJALのホームページに詳しい症状と対策が掲載されています。
パイロットやCAさんの職業病ともいわれています。
かぜ症状やアレルギー性鼻炎がある中での飛行機搭乗は耳が痛くなりやすいので要注意です。
航空性中耳炎の経緯・出発前日
ここからは航空性中耳炎の体験談を。
出発前日。
風邪気味。
少し鼻が詰まって鼻水が出るな、という状態。
アレルギー性の鼻炎持ちでもあるので、念のためアレルギー性鼻炎の点鼻薬を手荷物で持っていくことを決定。
航空性中耳炎の経緯・往路の飛行機搭乗
出発当日は鼻づまりは改善。
少し鼻水がでる状態。
飛行機離陸後、数分。
普段ならできるはずの耳抜きができない!
急遽ガムを食べる。
ガムを噛むが一向に「パキッ」や「バリバリ」と耳の奥がならない。
どんどん耳と頭がつまっていく感覚。
着陸態勢になると耳と頭のつまった感覚が増す。
激しい頭痛とめまい。
就寝するまで頭痛と耳の閉そく感あり。
航空性中耳炎の経緯・地獄の観光

翌日起きると頭痛なし。
耳の閉そく感も軽くなっている。
旅先で言葉も通じないし、症状が治まっているので耳鼻科へ行く選択肢はなし。
というわけで観光へ。
この観光で若干の地獄を見るw。
よりによって向かった先はタワー。
世界最速エレベーターで耳がキーンとしますよ~と入る前から不安要素満載。
案の定エレベーターに乗ったら再度耳の閉そく感。
激しい頭痛。
この時は3時間程で耳の閉そく感と頭痛はおさまる。
航空性中耳炎の経緯・復路の飛行機搭乗
帰国のため、復路の飛行機搭乗。
ここで離陸の時は奇跡的に耳抜きができた!
「パリパリ」「バキッ」
しかし着陸態勢に入るとまた耳の閉そく感と激しい頭痛。
ガムを噛むもダメ。
あめもダメ。
飲み物でもダメ。
点鼻スプレーをしてみたけれど、症状は一向に改善せず。
飛行機の角度が悪い、と飛行機のせいにしてなんとか持ちこたえる。
着陸すると、耳の閉そく感で耳が聞こえづらい。
頭痛はおさまったが聞こえづらい状態が帰宅後も続く。
搭乗後1~3日目・耳が聴こえづらい
搭乗翌日~3日目の症状。
朝起きると耳の閉そく感はない。
頭痛もない。
昼頃になると耳がつまる感じと聴こえづらい感じがしてくる。
搭乗後4日目・耳鼻科にて滲出性中耳炎の診断
耳の閉そく感がひどくなってくる。
聴こえづらさも増す。
とうとう耳鼻科へ。
診断は『滲出性中耳炎』。
しかも両耳。
大分水が溜まっているらしくほとんど聞こえていない状態。
往きの飛行機で耳がおかしい、と思った時点で受診していればここまでひどくならなかったはず。
このような耳がおかしい状態で再度飛行機に乗ると悪化します。
と診断される。
完治まで約2~3週間。
一過性のものだろうとタカをくくっていたのが痛い目を見るはめに・・・。
航空性中耳炎への対策は飛行機用耳栓と点鼻スプレー
航空性中耳炎は一度なると再度かかりやすい。
その為に一度航空性中耳炎になったとのある人は飛行機に乗る前にしっかりと事前準備が必須!
航空性中耳炎対策・飛行機に乗る前
- 飛行機に乗る前から健康管理。
- 風邪症状は治療を受けておく。
- 鼻炎、花粉症などで鼻症状があるときは事前に耳鼻科で治療を受けておく。
- 耳鼻科で点鼻スプレーを処方、または市販薬を購入
- 耳抜きの方法を練習する
- 飛行機用耳栓を購入
また当日飛行機に乗る際、飲み物やあめ、飛行機用耳栓などの耳抜きグッズを必ず持っていく。
点鼻スプレーを買うの忘れた!としても大丈夫。
出国審査前には必ず薬局があるので点鼻スプレーは購入可能。
航空性中耳炎への対策(持ち物)まとめ
- 飛行機用耳栓
- 点鼻スプレー
- 飲み物
- あめ、またはガム
飛行機用耳栓は飛行中に起こる気圧の変化を和らげて耳の痛みや不快症状を緩和してくれるもの。
耳抜きがうまくできない時の必需品。
女性用や子供向けの小さめサイズもあり。
特に子供は耳の構造上耳抜きができにくいといわれています。
飛行機の中で子供が『耳がいたい』と泣いている姿はよく見かけますが、実際に航空性中耳炎を体験してみてこんなにも痛いものだとは・・・。
小さなお子様と旅行される方はぜひ。
航空性中耳炎は放置しても治らない。
放置して再び飛行機に乗ったり、悪化すると治療期間が長引くこともある。
というわけで次回から飛行機に乗るときはしっかりと事前準備、対策をしようと思います。
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